新型コロナの自己検査から自主療養をナビゲートするWebサービス「スマート療養ナビ」を提供開始

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発熱時、陽性発覚時の「この後、どうすればいい?」をパーソナライズして適切に案内

 現在、国は新型コロナとインフルエンザが同時流行した場合の医療逼迫に備えて、「発熱など発症が出た場合の自己検査」や「陽性発覚後の自主療養」など患者による自主的な行動を求めています。一方で、陽性発覚後に必要な行動と受けられるサポートが、検査の方法、重症化因子や同居人の有無、居住地などで細かく細分化されており、発熱などの症状を抱えながらそれらを理解することは困難となっています。そこでファストドクター株式会社は、患者が自身の居住地や基礎疾患の有無を選択するだけで、その後の最適な行動を導いてくれるWebサービス「スマート療養ナビ」を、本日12月21日から提供開始いたしました。

 1日約3,000件の医療相談に応じるファストドクターには連日、「発熱したが検査はどこですればいいか」「検査キットで陽性が出たがこのあとどうしたらいいのか」といった患者からの問い合わせが数多く寄せられています。

「スマート療養ナビ ( http://navi.fastdoctor.jp/ )」では、新型コロナウイルスへの感染が疑われたり、陽性が発覚した場合にスマートフォンでお住まいの都道府県を選択し、検査結果や基礎疾患の有無を選択することで、自身が「重症化リスクの対象者か」や「発生届の提出対象か」「自治体への陽性者登録をどこからすれば良いか」といった自身の取るべき行動の案内や、健康観察やホテル療養などの公的なサポートについて簡単に知ることができます。案内は各自治体の情報に基づいて行われ、現在は東京都・千葉県・埼玉県・大阪府に対応し、順次対象エリアの拡大を予定しています。

 また患者はこうした案内を受けるだけでなく、選択結果に応じてファストドクターのコンタクトセンターに接続され、診療の必要判断や、必要時の診療の案内、医療用として認められた抗原検査キットの手配まで一環した支援を受けることも可能です。これにより軽症者による検査希望の受診が殺到することを防いだり、本来受けられる公的なサポートを患者が受けられないことを防ぐことに貢献します。


[ナビゲーション項目例]

・自身が医療機関による発生届の提出対象者または自主療養の対象者かどうか

・自主療養が可能な場合、陽性者登録センターのURL

・自主療養や濃厚接触者となった場合の療養期間

・受けることが出来る公的な療養サポートとその方法

・未検査の場合の医療用抗原検査キットの入手方法


ファストドクターは今後も、こうした取組により地域医療の逼迫を軽減し、2025年目標「不要な救急車利用を3割減らす」2030年目標「1億人のかかりつけ機能を担う」を達成することでミッションである「生活者の不安と、医療者の負担をなくす」の実現に近づけてまいります。


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